多様な表情を持つ東京でも屈指のワンアンドオンリーな街

新宿駅から約10分、小説で有名な「高円寺純情商店街」、傘いらずの屋根付き「高円寺パル商店街」、愛酒家で活気づく「高円寺駅西商店会」など高円寺は活気あふれる商店街に「東京高円寺阿波おどり」「高円寺フェス」などのイベントで一年中賑わっています。

高円寺という町名の由来

「宿鳳山高円寺」は1555（弘治元）年、中野成願寺三世建室宗正によって開山された曹洞宗のお寺です。江戸時代、この辺りは将軍家の鷹狩りの狩場の１つで、三代将軍徳川家光が遊猟のおり寺に立ち寄り、「小沢村」だった村名を「高円寺村」と改めさせたと言われています。

イベント

春：高円寺びっくり大道芸

商店街内の特設会場や座・高円寺劇場前広場、公園など高円寺の街全体が会場となり、空中ブランコ、ジャグリング、マジック、中国雑技などあっと驚くパフォーマンスを至近距離で観ることができます。2009（平成21）年、劇場「座・高円寺」のこけら落としに合わせて開催したことがきっかけでスタート。例年４月の最終週末開催（2023年は４月30日開催済み）

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イベント紹介：高円寺びっくり大道芸

夏：東京高円寺阿波おどり

2023年8月26日27日、フルスケールで開催予定。
東京高円寺阿波おどりは、1957年、「高円寺ばか踊り」の名称でスタート。その前年に始まった隣駅の「阿佐谷七夕まつり」に対抗しようと考えらたれそう。高円寺駅周辺から新高円寺駅まで広範囲に設置された８ヵ所の演舞場を踊り手や鳴り物（楽器）が巡ります。連ごとに衣装、踊り、お囃子に特徴があり見比べながら楽しめます。たいへん混雑しますので、迂回路、地下鉄丸ノ内線新高円寺駅も上手に活用してお楽しみください。迷子にはご注意を！　例年８月の最終土曜日・日曜日開催。

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秋：高円寺フェス

2023年はフルスケールで開催予定。「小さくても手作りでもいい、気軽に楽しめるイベントを始めよう！」と2007年に誕生したイベント。「高円寺の大文化祭」と位置づけられ、駅前プロレス・ゆるキャラプロレス、ワークショップ、ストリートライブ、トークショーなどバラエティに富んだ大小様々な催しが人気。老若男女を問わずまるまる1日楽しめる複合イベントです。霊園10月の最終土曜日・日曜日開催。

冬：高円寺演芸まつり

2011（平成23）年に誕生したこのイベントでは、カフェや居酒屋、銭湯や自転車店など街のいたる所で落語や漫才、奇術などの演芸が楽しめます。「地元にゆかりある若い芸人に芸を発表する場所を提供したい」という思いが込められ、毎年2月に約10日間開催されています。寒い季節に笑って温まろうと、はつらつとした若手からベテランまでの磨きのかかった芸に触れることができます。

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イベント紹介：高円寺演芸まつり

見どころ

座・高円寺

2009（平成21）年にオープンしたテント形の劇場。演劇を中心とする文化活動のための３つのホール、現代劇作家の戯曲を収蔵するアーカイブ、カフェなどが配されています。世界的な建築家、伊東豊雄氏の設計で、建物そのものを見学する来館者もいるほどです。

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杉並の名建築を訪ねる＜座・高円寺＞

気象神社

高円寺氷川神社の境内にある、日本でただ一つの気象の神様を祀った神社。結婚式や旅行の晴天をお祈りしたり、野外イベントの成功を祈願したりするため、多くの人が訪れます。下駄の形の絵馬に願いを書いてお願いしてみてください。

飲み屋街

飲食するのにまったく困らないのが高円寺。飲み屋は数えきれないほどあり、1人呑みでもグループでも、日本酒でも焼酎でもワインでも、あらゆるシチュエーションに合ったお店を見つけられます。

古着屋

東京でも屈指の古着屋街が形成されているのが、高円寺。店舗は、「高円寺パル商店街」や「高円寺ルック商店街」、「エトアール通り商店会」など駅の南側に集中しています。種々雑多なジャンルの古着や、アクセサリー類などを求めて、宝探しの感覚で歩いてみてはいかがでしょう。

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高円寺の人気天ぷら専門店「天すけ」

東京でもっとも人気の高いてんぷら店のひとつ、「天すけ」。独自性の高いメニュー、ユーモア溢れるパフォーマンス、財布に優しい価格設定、そして外国人観光客まで対応するホスピタリティ。そうした要素が相まってワンアンドオンリーの「天すけ」がつくられています。

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ユニークなホテル・ゲストハウス

高円寺には、駅近で便利なビジネスホテルだけでなく、世界でも珍しいアートが体感できるホテルや、小規模ながらもホスピタリティ溢れるゲストハウスなど、多様な宿泊施設が点在しています。いつもとはちょっと違う東京を楽しむため、高円寺で宿探しをしてみませんか。

暗渠（あんきょ）

河川や用水路を地下化し、蓋をして見えなくしたものを暗渠といいます。杉並区には、こうした「かつて川や水路だったところ」は多く存在しますが、高円寺エリアにも、荻窪の天沼弁天池公園を水源として神田川に合流する小さな河川・桃園川が流れていました。今日では一部が緑道として整備され、川を感じさせる様々な痕跡も残っているので、散策にもおすすめです。

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