高円寺四大祭りのうちのひとつ、高円寺フェス。毎年10月に高円寺の街中で行われるこの大文化祭は、秋の風物詩です。当日はメイン会場である北口広場に特設リングが組まれ、プロレスやアイドルライブ、阿波おどり、キッズダンスなどカオスとも言える盛り上がりを見せます。そんなプロレスマッチに、毎年常連で出場しているレスラーが、団体・ショーンキャプチャー代表日高 郁人さんです。日高さんは現役レスラーでありながら、高円寺駅前でパーソナルトレーニングジムフレンジ高円寺を運営されています。今回は日高さんと、同じフレンジ高円寺のトレーナーであり現役レスラーの宮本 裕向さんに、高円寺の街中を散歩しながらお薦めスポットを案内して頂きました。漫画盛りランチに、高円寺の絶景、今話題の焼肉店、プロレスラーお薦めスイーツなど、一日満喫できるフルコースでご紹介します、それではどうぞ。
パーソナルトレーニングジム フレンジ高円寺(JR高円寺駅徒歩1分)
AM10時。まずは朝から一時間、高円寺駅前にある日高さんが運営する『フレンジ高円寺』パーソナルトレーニングで汗をかきます。ここではパーソナルトレーニングは勿論、ストレッチやトレーニング、ピラティスなどが受けられます。パーソナルトレーニングは初回、トレーナーがカウンセリングと姿勢チェックをし、その人の体力レベルにあったトレーニングメニューを組み立ててくれます。姿勢チェックでは、スマートフォンの見過ぎによる『スマホ首(ストレートネック)』の方が近年見受けられます。元々プロレスラーの職業病であった『ストレートネック』ですが「もはや現代病の一種なのかもしれませんね。」と日高さん。
ジムにはグループレッスンもあります。宮本さんがトレーナーを務める『ヤンキーフィットネス』が好評です。宮本さんは広島出身の元ヤンキーなことから、この名前が付いています。股関節の柔軟性を特に鍛え(ヤンキー座りに通じる)、宮本さんが普段行っているトレーニングをそのまま体験することができます。宮本さんも一緒に同じトレーニングを行うので、終わった後はご本人もクタクタになるそうですよ。
- フレンジ高円寺
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住所: 東京都杉並区高円寺北2丁目6−1 湘和ビル 7F 電話: 03-6383-0245 営業時間: 10時~22時 定休日: 水曜日 HP: https://gym.flenji.jp/ Instagram: https://www.instagram.com/flenji.gym.ss
トレーニングでしっかり汗をかいたので、これから体をクールダウンさせに。純情商店街を抜けてサウナリウム高円寺へ向かいます。
サウナリウム高円寺(JR高円寺駅徒歩8分)
サウナリム高円寺で極上サウナを堪能しにやってきました。8時から営業しているので、朝トレーニングの後にピッタリです。木材(ベンチがヒノキ、壁・天井はスギ)で囲まれた、熱気を閉じ込める極上の木製サウナでしっかり汗をかきます。本日の日替わりロウリュ(サウナストーンにアロマ水をかけ、蒸気を発生させてサウナ室内の湿度を上げる入浴方法)は『棒ほうじ茶』です。セルフでストーンに水をかけると、香ばしい香りが部屋に立ちこめます。
サウナの後は勿論、サウナを出て目の前にある水風呂へ。水風呂は温度にこだわり15℃と低めにキープされています。「サウナ施設を作るのに、水風呂の方が高いそうですよ。低い温度で一定にしないといけないから。」と宮本さん。毎回サウナでは日高さんは3セット、宮本さんは2セット堪能されるそうです。
寝転がれるリクライニングチェアが完備されていて、片手にはサウナの定番オロポ(オロナミンCとポカリスエットを合わせたドリンク)。体がととのい、心が解放されます。「普段、お酒は飲まないですが、ここでビールとか飲むのも良いでしょうね。日中の外気浴がほんと大好きで、杉並だと西荻窪のフィンランド式サウナ『ROOFTOP』もよく行きます。」と日高さん。
サウナに戻って宮本さんの背中を見ると、プロレスのデスマッチファイトによる無数の傷跡が。物腰柔らかく気さくな宮本さんですが、背中が強さを語っています。
- サウナリウム高円寺
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住所: 東京都杉並区高円寺北3丁目45−13 ドモス・オウトス 4階 電話: 03-5356-8982 営業時間: 8時~0時(サウナの最終受付23時) 定休日: なし HP: https://saunarium-lava.com/ Instagram: https://www.instagram.com/saunarium_koenji/
馬橋公園(JR高円寺駅徒歩12分)
サウナでしっかりととのった後は、近くの馬橋公園で更に心を開放します。馬橋公園は2024年4月に拡張工事がされて、広い芝生エリアが新設されました。都会であることを忘れ、非日常を感じられる素晴らしい公園に心が安らぎます。高円寺散歩ではもはや定番エリアでしょう。
- 馬橋公園
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住所: 東京都杉並区高円寺北4丁目35−5 電話: 03-3336-1105 営業時間: 8時30分~17時15分 定休日: 年末年始 HP: http://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/kouen/02/kouenjikita/1007186.html
米のこじま(JR高円寺駅徒歩1分)
13時、お昼ご飯を食べに駅前の商業施設『高円寺マシタ』まで戻って来ました。日高さんは中でも『米のこじま』がお気に入りです。新潟から厳選した玄米を取り寄せて、なんと毎日店内で精米しています。お米を羽釜で炊くこだわり様です。日高さんは『銀鮭塩焼き定食』を、宮本さんは『海鮮丼』を注文。ランチの白米は大盛り、お代わりが無料です。日高さんの様に『マンガ盛り』にすることも可能です。炊き立てこだわりのお米は一粒一粒角が立ってツヤツヤで、噛むともっちり甘味が出てとても美味しいです!脂がしっかりのった銀鮭と新鮮な海鮮をふんだんに使った海鮮丼をお二人とも大満足に堪能されました。
- 米のこじま
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住所: 東京都杉並区高円寺南3丁目70−2 高円寺 マシタ 電話: 03-3336-7771 営業時間: 平日 11時~14時、17時~23時
土日 通し営業 11時~23時定休日: なし HP: https://kojima-showten.com/?page_id=81 Instagram: https://www.instagram.com/kome_no_kojima/
カフェ アンリ・ファーブル(JR高円寺駅徒歩5分)
食後のデザートを求めて東へ散歩。『座・高円寺』2階の『カフェ アンリ・ファーブル』へやってきました。
こちらは日高さんが注文された『クラシックプリン』です。上に乗っているさくらんぼは国産の黄色に赤みがかかったものをトッピング。なんだか珍しいビジュアルです。横に添えられたクッキーは『座・高円寺』の建物がモチーフになっています。プリンは砂糖きび本来のナチュラルな粗製糖で作られたやさしい甘さで、日高さんは美味しさに感動。プリン好きの日高さんは、高円寺にある喫茶店『ぽえむ Mano A Mano Coffee』にもよく行かれるそうです。店名にある『マノ ア マノ』は、スペイン語で “手と手で”、”手から手へ”という意味なのですが、プロレス用語で“一対一”という意味もあるそうです。店員さんに思わず「プロレスがお好きなんですか?」と聞いたそうですが、意味合いが違っていたことにびっくりしたと日高さん。
写真手前、宮本さんは『ジェラート・メルノワ』を注文されました。こちらのジェラートは阿佐谷の人気店『シンチェリータ』から仕入れられているものです。味は3種類から選べます。イタリアで開催された国際ジェラートコンテストで3位に入賞した「メルノワ」は、はちみつ専門店『ラベイユ』のフランス産『森のはちみつ』を使ったミルクジェラートに、刻んだピーカンナッツを混ぜ込んだものです。「ナッツの旨み、食後のデザートに最高です」と宮本さんも舌鼓。アンリ・ファーブルは静かで穏やかに時間が流れているので、お二人はゆっくり思い思いの時間を過ごされていました。
- カフェ アンリ・ファーブル
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住所: 東京都杉並区高円寺北2丁目1−2 座・高円寺 2F 電話: 03-3223-7330 営業時間: 11時30分~19時 定休日: 年末年始特別休館期間はカフェの休業 X: https://x.com/cafe_henrifabre Instagram: https://www.instagram.com/cafe_henri_fabre_koenji/
この日のエンディング、夕ご飯に向かったお店は?
高円寺 焼肉ここち 市場店(JR高円寺駅徒歩2分)
カフェ アンリ・ファーブルでゆったり寛ろいだお二人は、18時、大一市場の中にある『焼肉ここち市場店』にやってきました。2023年4月26日オープンしたばかりの焼肉店ですが『食べログ焼肉TOKYO百名店2024』を破竹の勢いで受賞されました。牛肉の部位ごとに、違うタレの味付けをするこだわりで、お手頃なお肉を美味しく提供することをモットーにしています。おまかせのコース料理はとてもリーズナブルで、一人前が5,500円。日高さんはハラミ、宮本さんはタンが大好物で、あまりの美味しさに感動!
そしてコース料理にはない、海老刺しや新鮮上レバーも追加でオーダー。海老刺しのあまりの美味しさにまたもや大感動!高円寺の焼肉店は他にも数多くあり『たまには焼肉 高円寺店』、『大衆焼肉コグマヤ 高円寺店』、『つーとん寺田屋』も日高さんのお気に入り。「プロレス新弟子の時は、体を作る為にちゃんこ鍋を山ほど食べていましたけど、今は穏やかな食事を心がけていますね。」と日高さん。いっぽう宮本さんはプロレスを年間200戦するほど地方巡業が多いため、各都道府県の美味しいものを沢山食べることが多いそうです。同じプロレスラーでも、食生活は異なるのがとても印象的でした。
- 焼肉ここち 市場店
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住所: 東京都杉並区高円寺北3丁目22−8 電話: 03-5327-8629 営業時間: 水曜〜金曜:17時〜24時、土曜:13時30分〜24時、日曜:13時30分〜21時 定休日: 月曜日、火曜日、不定休あり Instagram: https://www.instagram.com/yakiniku_cocochi/
いかがだったでしょうか。今回はプロレスラーの日高さんと宮本さんに、高円寺のお薦めスポットを一日かけて紹介頂きました。終始穏やかで気さくなお二人でしたが、サウナで見せて頂いた肉体はさすがレスラー!圧倒的な迫力でした。
そしてお二人が食事中「良いものを食べないと、良い体はつくれないですからね。」と仰っていたことがとても印象的で『お二人の強い肉体や精神は、普段の食事からきているのだなぁ』と考えさせられました。お二人がトレーナーをしているジム・フレンジ高円寺でトレーニングをして、他の高円寺お薦めスポットを聞いてみるのもいいですね!プロレスラー目線での街散歩も、普段とは違って新鮮でとても楽しいですよ!
今回の「プロレスラーと一緒に高円寺散歩」のルート
徒歩であれば、立ち止まらず約40分。
①パーソナルトレーニングジム フレンジ高円寺
②サウナリウム高円寺
③米のこじま
④馬橋公園
⑤カフェ アンリ・ファーブル
⑥高円寺 焼肉ここち 市場店
抽選で2名に日高さんからプレゼント!
抽選で
①Lionpushup TEE バニラホワイトと吉田くん×日高郁人コラボピンバッジ 1名(写真右)
Lionpushup TEE バニラホワイト
素材 綿100%
サイズ XL(着丈78/身幅58/肩幅53)
②Lionpushup TEE 蛍光オレンジと吉田くん×日高郁人コラボピンバッジ 1名(写真左)
Lionpushup TEE 蛍光オレンジ
素材 DRYメッシュ
サイズ L(着丈71/身幅54/肩幅49)
応募方法
メール | ①希望商品番号 ②返信用のアドレス 明記し、information@chuosen-rr.comまでお送りください。 当選者には②のアドレスまで発送先の確認の連絡を差し上げます。 |
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締切 | 2025年1月21日(火)必着 |
当選発表 | 1月下旬。 賞品の発送をもってかえさせていただきます。 なお、いただいた個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。 |
Lionpushup TEEはショーンキャプチャーWEBから購入できます。
執筆:シゲタ ツヨシ
WEBサイト【ツブサ・スギナミ】:https://shige-gourmet.jp/
YouTube【ツブサ・スギナミ】:https://www.youtube.com/@tsubusa.s