台湾といえば、なんと言ってもいつでも人気の旅行先。昨今の海外旅行が難しい状況の中、食べるだけでも異国感を味わえる台湾グルメはお手軽な気分転換にぴったり！雑貨を取り扱っている店舗もあるので、楽しくおいしい台湾体験をしてみませんか。

1. 街角饅頭店 吉祥天（JR西荻窪駅徒歩5分）
2. 台湾茶カフェ茶嘉葉（JR阿佐ヶ谷駅徒歩13分）
3. 新カステラ（JR高円寺駅徒歩3分）

街角饅頭店 吉祥天（JR西荻窪駅徒歩6分）閉店しました

人が絶えない台湾テイクアウト

ナッツまんとう（150円）

2018年夏にオープンした「吉祥天」は、JR西荻窪駅から吉祥寺方面へ歩くと見えてくるカラフルな壁画が目印の台湾料理の専門店。2021年の外観のリニューアル以降は、西荻に欠かせないスポットにもなっています。おすすめは、自家製の角煮などが入ったお弁当。日替わりのお弁当は「毎日違うメニューを楽しめる」と心待ちしているお客さんも多いといいます。手軽にテイクアウトできる台湾の蒸しパン「饅頭（まんとう）」やドリンクも大人気で、蒸し器から出してすぐいただける饅頭は弾力のある生地と優しい甘さが温かみのある味。独特の香りが好評の台湾紅茶は現地から輸入していて、甘さが選べるので気分に合わせて注文できるのが嬉しいです。
以前は、お客さんの要望で阿佐谷地域区民センターでお料理教室を開催していたこともあったとか（現在は終了）。お店が広くないので一番近い場所を借りてやっていたそうですが、お店にも「みんなで台湾料理を作って食べて、台湾の食文化が広まったらうれしい」という店主・邱（きゅう）さんの想いがあふれています。

かわいらしいお弁当箱にも注目

鳥そぼろと豚の角煮が入った日替わりのお弁当（500円）

台湾茶カフェ茶嘉葉（JR阿佐ケ谷駅徒歩13分）

古民家で台湾茶に親しむ

ドライフルーツ3種が付く台湾茶セット（950円）。特選台湾茶セット(1,250円）もある

2018年10月オープンの「茶嘉葉」は、青梅街道から一本入ったところにある古民家を改装した台湾茶と雑貨のお店。台湾茶はおよそ10種類を取り揃えていて注文を悩んでしまうほどですが、わかりやすくアドバイスをしてもらえるので気軽に楽しめます。気に入った香りのお茶を飲んでみるも良し、発酵度と焙煎度の差でおすすめしていただくのも良しです。インテリアなども台湾から買い付けしている本格派で、なんといっても目を引くのはマジョリカタイル。100年前のタイルがディスプレイされていて、台湾のマジョリカタイル博物館と連携した商品は購入も可能です。
店舗の2階では、展示会やイベントも行っています。杉並で行われているイベント「まるごと台湾フェア」にも出店するなど、文化そのものをもっと広めたいとのこと。「お茶を飲みながらゆっくりと台湾の歴史や文化を感じてほしい」というオーナーの言葉が反映されたお店で、のんびりと時間を過ごしてみませんか。

タイルの柄にも意味がある。奥深いマジョリカタイル（2,420円から）は通販も可能。

香りをテイスティングできる。

新カステラ（JR高円寺駅徒歩3分）

つい後を引くフワフワの台湾カステラ

カップ入りのカステラ（480円）

2017年8月にJR高円寺駅北口にオープンした「新カステラ」。台湾カステラのテイクアウト専門店で、今回は2021年9月オープンの三号店に伺いました。新鮮な卵をたっぷり使用して作った甘さ控えめのカステラは、ふわふわとした食感であっという間に一本食べきってしまいます。生クリームをサンドした商品はふわふわのカステラとクリームがとても良いコンビネーション。夏は冷蔵庫で冷やしてから食べるとシュワシュワとした食感を楽しめます。シーズンごとに変わるカステラもあり、バレンタイン用のチョコカステラなども登場します。
カップに入ったカット済みのカステラは手軽につまめるので、隣の高円寺中央公園でゆったりとおやつ時間を過ごすのも良さそう。スタッフによると、サクサクと香ばしい味わいのプレーンカステラを使用したラスク（600円）も人気です。全国への配送が可能な冷凍のカステラも好評で、自宅用にも贈答用にも適した品揃えです。

2月限定のチョコカステラ生クリーム入り（1,400円）と通年商品のプレーン生クリーム入り（1,100円）

色とりどりのメレンゲクッキー（580円）