大江カレー

「鶏肉のカレー」スパイスミックスに、クミンはあえてホールを使用し、口元に運んだ際の香りも重視

カレーライス愛があふれるこだわりのカレー3 種

2019 年 12 月、高円寺にオープンした「大江カレー」では、国内外で修行したシェフこだわ りのカレーが食べられる。メニューは3種類。「鶏肉のカレー」は開店後にも研究を重ね辿 り着いた看板メニュー。国産のハーブ鶏を使用し、カレーベースにはガーリックがたっぷり で、ガツンとくるうま味が特徴だ。 「魚介のカレー」と「野菜のカレー」は月替りの具材で提供される。3種とも具材に合わせ たカレーベースを開発。「魚介のカレー」はいくつかの乾物をミックスしてとる出汁が特徴。 「野菜のカレー」はバターを多めに加えてしっかりとした味付けになっている。 またライスも、北海道産「ななつぼし」と「コシヒカリ」をブレンドするなどの工夫をし、 カレーライスとしておいしく食べられる工夫が凝らされている。 店主の大江さんは「スパイスにこだわりを持ちながらも日本人が食べ慣れた味、日本の白米 をおいしく食べられるカレーを追求しています。」と語る。

2022(令和4)年6月のメニュー。魚介のカレー(写真左)はサバ、野菜のカレーはブロッコリーとトウモロコシとジャガイモ

カレーの後は甘いドリンクでホッと一息

ドリンクはコールド 2 種(ラッシー、シナモンチャイ)とホット 1 種(クローブチャイ)が 用意されている。どれもほんのりと甘くやさしい味わいだ。これもまた「辛いカレーを食べ た後に甘いドリンクで一息つくという、辛さと甘さのコントラストを楽しんでもらいたい」 という大江さんのこだわりで、確かに食事の満足感がアップする。

大江さんのお勧めは温かい「クローブチャイ」(500 円)。好きなスパイスだというクローブをカレーではなくドリンクに使用して香りを活かしたそうだ

「カレーの街」高円寺で「普通のおいしいごはん屋さん」を目指す

大江カレーのコンセプトは「基本的にはごはん屋さん。いつ来てもおいしいカレーとドリンクで一息つける、そんな店が理想です」。大江さんがおいしいと思うカレーを提供して、地
元のお客さんに食べてもらうというスタンスは、個性的なカレー店も多い高円寺だからこそ、より魅力的に映るのかもしれない。

「うちは地元の人向け」の言葉どおり平日は地元客中心だが、休日は評判を聞きつけた客も来てにぎわう

大江カレー
住所 杉並区高円寺南 4-7-5 久万乃ビル
電話 080-7806-0658
営業時間 11:30-15:00 / 18:00-21:00
定休日 水・木曜
公式ホームページ(Twitter) https://twitter.com/s2curryoe
参考 杉並区公式情報サイト「すぎなみ学倶楽部」

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※本記事に掲載している情報は2022年10月11日公開時点のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。