季節を問わず人気のカレー。中央線沿いにもインド風や欧風など、店主のこだわりを感じられる名店が多い。そこでこの記事ではお土産にピッタリ、おすすめのご当地カレーをご紹介。ぜひ、お気に入りを見つけてください。

高円寺阿波おどりカレー2023（JR高円寺駅周辺）

「カレーの街」と言われる高円寺ならではの「マサラビーフカレー」のおみやげカレーが登場。
阿波おどりの熱気をイメージした味は一般的な中辛くらいの辛さで具材は食べごたえのあるビーフが入っている。またスパイシーな味わいの中に昔懐かしい、ほのかな甘みがある。パッケージは毎年、高円寺阿波おどり大会のポスタービジュアルに合わせて変わる。

高円寺グレービービーフカレー（JR高円寺駅周辺）

2015年夏、高円寺にオリジナルカレーが誕生した。
高円寺商店街連合会公式キャラクター、サイケ・デリーさんをパッケージに配したレトルト・カレー、高円寺グレービービーフカレーだ。
販売を担当するスタッフは「高円寺に新しい名物を作ろうと考えたときに、サイケ・デリーさんのインド風なキャラクターからカレーを思いつきました」とのこと。牛肉と玉ねぎ、グレービーソースの牛肉の肉汁を元に作られたうま味たっぷりのカレールーが特徴。ピリっとした辛さはあるが、マイルドで誰にでも親しみやすい味になっている。サイケ・デリーさんファンを中心にtwitterなどで評判を呼び、発売当初は開始から２日後に売切れた店もあるほどで、すでに高円寺みやげの１つとして愛される定番商品だ。現在、同商品の取り扱い店も区内全域で募集しているとのことだ。

インド風カリーライス すぱいす（JR荻窪駅 徒歩３分）

和食の基本的な考え方に基づき、素材を生かすカレー作りにこだわっている「すぱいす」。どのカレーも油を控え、化学調味料・添加物・小麦粉を使用しいないので、食べた後、胃もたれしにくいが、どのカレーもメインの具材が贅沢に使われていて食べ応え十分だ。
カレーのベースは基本的に１つだが、それぞれのメニューにあわえて仕上げのピューレ、スパイスを変えているという。「カレーの専門家でもベースが同じなんて気づかないんです。七変化するんですよ。」と店主の佐藤さん。
冷凍密封処理したパックはあたためるだけでお店と同じ味を自宅で楽しめる。カレーは岩手産南部かしわチキンカリーや｢羊の王様｣カリー、極えびと青なんばんの特製カリー、極上かきカリーなど全１３種類、スープは３種類を購入できる。