アニ散歩が高円寺にやってきた!

講談社のWEBマガジン「FORZA STYLE」や講談社とサッポロビールの共同運営サイト「赤星★探偵団」などで活躍中のアニキこと片野英児さん。男の定番服と昭和グルメをこよなく愛するアニキが、お気に入りのアイテムを身にまとい昭和の香り漂う飲食店をナビゲートする<アニ散歩>というコンテンツに登場しています。「敢えてそこにカッコつけて行くのか!」と毎回突っ込みを入れたくなるギャップが何よりの魅力で、その独特の振る舞いや語り口の面白さなどにファンもじわじわと増殖中だとか。当記事の編集担当もそのうちの一人で、今回の企画も「FORZA STYLE」のYoutube動画で数回高円寺を訪れていたのを観てラブコールを送り、実現しました。「高円寺には自分の好きなものが3つ揃っている。すなわち、古着屋、商店街、大衆酒場」と語るアニキにとって、オンオフ問わず東京で頻繁に訪れる場所のひとつが高円寺。ではさっそく、アニ散歩inなみじゃない高円寺、スタートです。

欲しい古着が必ず見つかる「サファリ SAFARI」

一期一会を求めて古着屋へ。高円寺だけでも6店舗(※)を構えるこの「サファリ」は、数ある東京の古着屋のなかでも名店と呼ばれるにふさわしい存在でしょう。委託と買取を通してあらゆるジャンルの名品が集まり、アメリカンビンテージ中心の1号店、ラルフ・ローレン中心の2号店、高級インポート中心の3号店、アウトドア中心の4号店に仕分けられ、展開されています。アニキも高円寺に来れば、そのとき欲しいアイテムに依るものの、必ず全4店を巡り歩くそう。この日は、今の気分であるリーバイスのGジャンを探しに1号店に、そしてアニキの大定番フレンチ・ラコステのポロシャツをチェックするため3号店に向かいました。「まだ2店舗しかなかった頃からちょくちょく来ているけど、今では世界中から多くのバイヤーがやってくるほどにまでなった。ここはホントに高円寺が世界に誇れる古着屋だと思うよ」。

(※)高円寺以外に吉祥寺、恵比寿に店舗あり。

まずはサファリの旗艦店である1号店前で、アニ立ち。

まずはサファリの旗艦店である1号店前で、アニ立ち。

デニム、ミリタリー、スウェット、Tシャツ…。アメリカの状態の良いビンテージ商品がずらりと並びます。

デニム、ミリタリー、スウェット、Tシャツ…。アメリカの状態の良いビンテージ商品がずらりと並びます。

ひとくちにビンテージのGジャンと言っても、超高額なモデルから手頃なモデルまで様々。大事なのは自分が何を着たいか、です。

ひとくちにビンテージのGジャンと言っても、超高額なモデルから手頃なモデルまで様々。大事なのは自分が何を着たいか、です。

慎重にサイズを測って試着するアニキ。思い描いていたものはあったのでしょうか。

慎重にサイズを測って試着するアニキ。思い描いていたものはあったのでしょうか。

続いて3号店へ。こちらでもアニ立ちをかましてくれています。

続いて3号店へ。こちらでもアニ立ちをかましてくれています。

どうですか、このレザーシューズの列は!エドワード・グリーン、オールデンなどなど高級靴が並びます。スーツをはじめ、ビジネスユースできるものの品揃えが充実しています。

どうですか、このレザーシューズの列は!エドワード・グリーン、オールデンなどなど高級靴が並びます。スーツをはじめ、ビジネスユースできるものの品揃えが充実しています。

メジャーを借りてポロシャツの身幅を計測するアニキ。この服をこう着るときはこのサイズ、というのがすべて頭に叩き込まれています。

メジャーを借りてポロシャツの身幅を計測するアニキ。この服をこう着るときはこのサイズ、というのがすべて頭に叩き込まれています。

スタッフの村松真季さんが着るGジャンに「これください!」と迫るアニキ。

スタッフの村松真季さんが着るGジャンに「これください!」と迫るアニキ。

サファリ1号店
住所 杉並区高円寺南3-57-4ベルシャトウ高円寺1F高円寺4丁目1F
HP https://e-safari.co.jp/store/
Instagram https://www.instagram.com/safari_kouenji/
電話 03-5378-9230
営業時間 13:00~20:00
定休日 なし
サファリ3号店
住所 杉並区高円寺南4-7-3サンシャイン高円寺1F&/3F
HP https://e-safari.co.jp/store/
Instagram https://www.instagram.com/safari_kouenji_3/
電話 03-6808-9787
営業時間 13:00~20:00
定休日 なし

 

地元民憩いの大衆居酒屋「やきとり 屯」(閉店)

古着屋巡りを終えたら、やはり酒場で一杯といきたいもの。アニキは普段、高円寺駅近くの「大将2号店」に立ち寄るそうですが、今回はせっかくなので未踏だというお店をご案内します。ルック商店街を南にくだり、青梅街道に出て荻窪方面に少し歩くと、大ぶりな赤ちょうちんが見えてきます。そこが今回の最終目的地、昭和55年(1980年)オープンの「やきとり 屯」です。こちらは屋号に“やきとり”と掲げるものの、つまみから〆のご飯まで100種類以上のメニューが揃い、地酒なども豊富なのでさながら大衆居酒屋のよう。カウンターのみの1階のほか、40人程度の宴会が可能な2階もあるので、使い勝手も十二分です。「ここは第一印象でピンと来た。雰囲気あるいい店構えだねえ。赤星も置いているし、焼きものも美味いし、「赤星★探偵団」でも取材させてもらおうかなあ」。

アニ立ちならぬアニ座りで外飲みスペースにどっかりと。年季の入ったネイビーの暖簾がグッときます。

アニ立ちならぬアニ座りで外飲みスペースにどっかりと。年季の入ったネイビーの暖簾がグッときます。

1階の店内。通路を挟んでカウンターが両サイドに配置されているのは珍しいですね。

1階の店内。通路を挟んでカウンターが両サイドに配置されているのは珍しいですね。

焼き場を担当するのは女将さん。アニキの窓越しの投げキッスをスルーしながら焼きに集中されています。

焼き場を担当するのは女将さん。アニキの窓越しの投げキッスをスルーしながら焼きに集中されています。

アニキの大好物、シロ(1本108円)。ここはやはりタレで。

アニキの大好物、シロ(1本108円)。ここはやはりタレで。

創作串焼の二大名物だというトマト巻、とんばらしそ巻(ともに270円)もオーダー。

創作串焼の二大名物だというトマト巻、とんばらしそ巻(ともに270円)もオーダー。

杉並で最初にサッポロビールのビールサーバーが置かれたのが、実はこちらのお店。西日が後光のように差す中、そんな歴史に思いを馳せて生ビールをいただきます。

杉並で最初にサッポロビールのビールサーバーが置かれたのが、実はこちらのお店。西日が後光のように差す中、そんな歴史に思いを馳せて生ビールをいただきます。

やきとり 屯(閉店)
住所 杉並区梅里2-11-17
電話 03-3313-1110
営業時間 17:00~24:00
定休日 年末年始、月曜

アニ散歩inなみじゃない高円寺、いかがでしたか? これまでの高円寺ロケの影響でしょうか、取材中に握手を求められること数回、アニキの高円寺での人気ぶりが実感できました。この記事、そしてアニ散歩の動画などをご覧いただき、ぜひ高円寺で古着&昭和グルメを楽しんでいただければと思います。

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※本記事に掲載している情報は2018年04月24日公開時点のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。